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断熱材が住まいを変える

セルロース断熱材
セルロース断熱材は古新聞や電話帳などのリサイクル古紙を微小に粉砕し綿状にした木質系の天然繊維断熱材です。機械を使って充填し、筋交いの裏側や電線、配管の隙間などもぴったりと埋め尽くし優れた断熱性を発揮します。また、調湿機能、防火機能、防虫、防かび、防音性にも優れ、環境負荷も極めて少ない優秀な材料です。

ここ数年、高断熱、高気密ということがいわれています。確かに断熱、機密を高くすることで住まいの居住性能は確実にUPします。ただ、「外断熱だから暖かい」「日本の家には内断熱があっている」など不確かな情報が溢れていることも事実です。

豊和では長く外断熱を徹底し断熱機密性では全国トップレベルまで達しました(弊社測定値)。その実績を踏まえ現在では内断熱(セルロースファイバー)を推奨しております。断熱のみならず調湿、防音、防虫などに効果が大きく、構造躯体の劣化も抑えます。まさに呼吸できる住まいになるのです。

ただ、これから家を建てようという皆様に断熱材の基本的な考え方を示させていただきます。「熱抵抗値R」まずはこの数値を覚えてください。うやむやにされがちな住まいの断熱への疑問がパッと開けます。

R値とは熱の通り抜けにくさをあらわす数値で、数値が大きければ大きいほど断熱性に優れています。

熱抵抗値R=断熱材の厚さ(mm)
÷1000÷熱伝導率(W/mk)

この数値をみるとたとえば土壁は暖かいのか寒いのかが一目了然です。たとえ厚さ100mmの壁でも熱抵抗値(熱を抑えるチカラ)はわずか0.15㎡/W。同じ厚さのセルロースの17分の1に過ぎません。またログハウスなどは暖かいイメージがありますが木材の熱抵抗値は0.86㎡/W これもわずか1/3になります。余談ですが本場北欧のログハウスは断熱材を多用しています。日本だけがイメージ先行で実際の数値を見ていないのが現状です。(またはあえて目をそむけている)
ここでは、外断熱に使用するポリスチレン系、ウレタン系のR値が高めに感じますが、あくまで100mmに換算した値です。
また、日本で標準的に使われている10kグラスウールは実際壁に施工した状態では6割ほどのR値しかでず、壁内結露によって水分を含んだ状態ではほぼ断熱材としての働きは認められないといっても過言ではありません。
正しく断熱材を理解することがよりよい住まいへの第一歩です。

以上のように断熱材を比べてみると、セルロースは断熱材、建築材料として優れた特性を持ちます。ただし唯一といってもよい弱点があります。それは施工において極めて高度な技術と気配りを要するということです。一般的には壁の内側に吹き付けてから削り落とす工法が主流ですが、この方法では、経年変化によってセルロースが壁内で下がり、断熱性能が落ちる怖れがあります。そこで豊和住建では長年の経験と実績を生かし、独自の吹き込み工法を確立しています。

壁の内側にゆるみなく透湿シートを張り、約45cm角に胴縁(どうぶち)を内部の圧力に耐えるよう廻します。シートに穴をあけてホースを差し込み高圧でセルロースを高密度充填します。それによって公庫基準を大きく上回る65kg/㎥以上を吹き込み、また経年変化による落ち込みを防ぎます。
高い防火性能
アメリカのCPSC、ASTM(※)などの延焼性試験やくすぶり試験に合格、かつ、その防火性能が長期に維持されることが確認されています。
セルロース断熱は万一の火災の場合にも延焼を抑えるたくましい防壁です。実際に、1mしか離れていない隣家全焼の火災に面した壁でも、セルロース断熱は表面が少し焦げただけで、結局サイディングを張り直しただけで納まりました。
※CPSC=Consumer Product Safety Commission
※ASTM=American Society for Testing and
抜群の断熱性能
「自然素材」「エコ建材」は良いことですが、断熱材にとってもっとも重要なことは「断熱力」です。断熱力の良し悪しは「R」という数値で比較します。
セルロース断熱材 は自然断熱材の中で最高の性能です。
壁には「筋交い」や「電線・配管・スイッチボックス」など邪魔物があります。ほとんどの断熱材はこれら邪魔物によって、ツブレや隙間ができて数値どおりの性能が発揮できません。
セルロース断熱材は、充填機で壁や天井に詰め込まれるので、邪魔物に関係なく隙間を埋め尽くし、額面どおりの性能を発揮します。

特に、天井には吊り木など邪魔物が多いため、雪を積もらせるようなセルロース吹き込み施工は、マット状の断熱材では到底不可能な欠陥のない断熱が可能になります。天井には特にセルロース断熱が欠かせません。
また断熱性能の良いセルロース断熱材を隙間無く施工するので、暖冷房費の節約にもつながります。冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
すぐれた調湿性
セルロース断熱材は、周辺湿度が上がると空気中の湿気を固定化し吸着する能力があり、これを調湿作用と呼びます。

グラスウールなどでは、暖房室内の水分が壁に侵入し外壁で冷やされて水滴になり、住宅の腐りの原因になるため、室内側に防湿気密シートの施工が欠かせませんが、セルロース断熱の家では同シートなしでも問題ないとされています。(Ⅲ地域以南)

実際、秋田で行われた結露実験(冬の1ヶ月間、昼間は室温23度・湿度80%を保ち、夜は暖房も加湿器も切る)では、壁に結露は生じなかったという実験報告もあります。
防虫作用
防火用に添加されるホウ酸が防虫の働きをします。ホウ酸は気化しないのでいつまでも効果は存続します。ホウ酸はゴキブリ退治のホウ酸団子としても知られるように、カビや腐朽菌、だに、虫類やねずみを防ぎます。
ホウ酸は弱い毒性があり、消毒剤としても使われます。毒と薬は使い方次第という言葉のとおりです。ちなみにホウ酸はカフェインよりもはるかに弱い毒で体内残留性はありません。
防音作用
音の貫通を数値で表すSTC レーティング(北米の等級)では、COCOONセルロース断熱材のSTCレーティングは通常の2×4の壁、両面12.5mm石膏ボード貼りでSTC44になります。ちなみにSTCの目安は、下記のとおり。
アメリカでは空港周辺の住宅の防音材としても認められています。
セルロース繊維自身の多孔性と、高密度充填のおかげで、交通騒音から話し声まで幅広い騒音を吸収し、はっきり差が分かるほどの静かな家を作ります。

参照:STCについて
STC 壁を通して聞こえる声
30 大声の話がはっきり理解できる
35 大声の話が聞こえるが、はっきりは理解できない
42 大声の話がつぶやきのように聞こえる
45 ときどき大声の話がかろうじて聞こえる
48 緊張して聞くと大声の話に気づく
50 大声の話が聞こえない
環境に優しい素材です
今日一般的に使われている住宅用断熱材は、グラスウール、ロックウールなどの鉱物繊維、発泡ウレタンや発泡ポリスチレンなどの発泡樹脂 とがあります。
グラスウールやロックウール、発泡ウレタン等の断熱材は、製造過程や施工後においても、かなり環境に負担をかけています。
一方、セルロース断熱材は、その製造の過程でも、施工後も、環境にわずかな負担しかかけません。

参照:断熱材の種類と環境への影響
断熱材の種類 原料 製造工程 解体廃棄後
セルロース
断熱材
回収古紙 撹拌(かくはん)だけで製造エネルギーがごく僅か 粉砕、紙なので生物分解して土に戻る
グラスウール、
ロックウール、等
鉱物繊維断熱材
古ビン等 化石燃料より高温溶解 いつまでも鉱物の綿として残る
発泡ウレタン、
発泡ポリスチレン、等
樹脂断熱材
石油化学原料 温暖化ガスを発泡に使用。
CO2に比べ、代替フロンでは3,300倍、炭化水素ガスでも35倍の温暖化
始末の悪いプラスチック廃棄物
強い温暖化ガスを出す


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